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小室某の存在など気に掛ける必要もない皇位継承問題

| 未分類 | 2021年7月07日 |

小室某の存在など気に掛ける必要もない皇位継承問題

 安定的な皇位継承を議論する有識者会議は、すでに21人の専門家へのヒアリングを終え、論点整理に入っている。

 現在のところ「男系男子による継承の尊重」と「現在定まっている皇位継承順位の維持」が確認され、女性天皇の容認は見送りとなりそうである。従って愛子内親王殿下が天皇になられる可能性はほぼなくなった。これだけなら「何も変わっていない」となるが、本誌はその結果に胸をなでおろしている。

 実は最近になって急に出てきた女性宮家容認論と、小室某の登場は、本来は全く別個の問題であるはずが途中から微妙に関係しているようにも見えてきて、大変に心配していたからである。

 日本の天皇家は男系の血筋がずっと維持されてきた「世界で唯一の王室」である。実在がほぼ確実視される第16代・仁徳天皇(即位がヤマト朝廷成立とほぼ同時期の西暦400年前後)から現在まで1600年以上も万系一世が維持されてきた。

 英国王室も1066年以降、1000年弱の歴史があるが、女系の王室である。ちなみに英国王室の祖先は海賊(バイキング)である。

 日本の天皇家は世界の王室の中でも特別な存在であり、とくに4000年の歴史がありながら過去の王朝をすべて殺戮してきた中国にとって「うらやましい」だけでなく「世界制覇の野望にはその影響力を利用したい」存在となる。そこで天皇家に「異物」を紛れ込ませ、あわよくば中国との関係をデッチ上げようと考えてもおかしくない。

 それが女系天皇の誕生につながる。女系天皇とは女性皇族が独立した宮家を創設して一般男性と結婚されると、天皇継承権を持つ子供が誕生する。もし女性皇族と結婚された一般男性が歪んだ野心を持つ人物なら、いろんな策略を張りめぐらせて子供を天皇の座につける可能性が出てくる。

 それが女系天皇である。子供が男性でも女系の男性天皇となり、そこで仁徳天皇以来、1600年も受け継がれてきた「万系一世」の血筋が途絶えてしまう。ここのところ一部の官僚やマスコミまで女系天皇容認に傾き、大変に不気味さを感じていた。ちょうど少し前から小室某が出現していたからである。しかし逆に小室某やその親族の態度が菅政権の選んだ有識者を警戒させたため、結果的に女系天皇論が避けられた。

 しかし有識者会議は女系宮家の創設や、女性皇族がご結婚後も皇族の身分を保持するところまでは否定していない。その理由は安定的な皇位継承を護るためには皇族の数を増やす必要があるとの考えで、結婚された女性皇族の夫や子供は皇族とは認めないとしている。これで小室某が皇族になる可能性は消えたが、少しでも将来に女系天皇が誕生する可能性は排除しておかなければならない。従ってこの部分も賛成できない。

 一方で女性皇族(愛子内親王殿下)がそのまま即位されると男系の女性天皇となる。この段階では男系が維持されるが、そのお子様が天皇になった瞬間に女系天皇となり「万系一世」が途絶えてしまう。男系の女性天皇は過去に8名(10代)いらっしゃるが、すべて独身のままでお子様がいなかった。つまり仮に愛子内親王殿下が即位されたら一生涯独身を貫かなければならず、かえって問題がある。また今回の有識者会議では、男系でも女性天皇は認めない方向である。

 これで今上天皇家の断絶は確定的となり、今後は弟君の秋篠宮家の天皇が続くことになる。ただ今上天皇陛下と秋篠宮殿下は年齢が近いため、後嗣である秋篠宮殿下ではなく悠仁親王殿下が即位される可能性が強い。これは歴史的にも珍しく、皇室典範の改正が必要である。

 最後に今回の有識者会議では、皇族の養子縁組を認め皇統に属する男系男子が皇族となる(つまり天皇になる)可能性を残すとも検討されているが、必ず皇籍を離脱された旧11宮家の子孫に限るとはなっていない。つまりこの場合は「次の天皇」を巡る争い(謀略)が起こり、怪しげな野心を持つもの(しかも日本人とは限らない)が天皇の座を簒奪する恐れまである。従ってこの案にも賛成できない。

 それでも安定的な皇位継承を護るためには皇位継承資格を持つ候補者(皇族である必要はない)を増やす必要は確かにある。仁徳天皇以来の血筋を受け継ぐ男系男性で、比較的若く独身で、家系図がはっきりしている旧11宮家の子孫から(もし必要となれば)次の天皇を選ぶことになる。これも太古からのルールで、家系図を遡り時の天皇の血筋に近い順番に選ぶことになる。そして選ばれた方が平民からそのまま天皇に即位されればよい。大事なのは「万系一世」の血筋で皇族かどうかではないはずだからである。

もちろんご本人の意思は尊重しなければならず、その存在は厳重に秘密にされなければならない。いろんな目的に利用されてしまうからである。現在では旧11宮家の子孫に7名の独身男性がおり、さらに家系図を遡り血筋が近い順番に考えると2名に絞られる。ただ全員が悠仁親王殿下と年齢が近いため天皇となる可能性はほぼなく、その次の世代以降の話となる。

つまり「万系一世」は、女性天皇やましては女系天皇を持ち出すまでもなく、十分に維持できるので安心すべきである。

2011年7月7日

The Stray Times(有料版)の予告  116回目

| 有料版記事予告 | 2021年7月04日 |

The Stray Times(有料版)の予告  116回目

 7月5日(月曜日)の夕方に予定通り更新します。以下、予定内容です。

1,特別特集  また過去最高値を更新した米国株式市場と、混沌さを増す世界の政治情勢

 表題の前半が少し変わっているが、内容は先週の続きで世界の政治情勢の混乱が株式市場「最大の」波乱材料になる恐れがあるというものである。先週は日本の政治情勢を書いたので、今週は中国と米国である。

米中関係の波乱というより、中国では共産党100年記念式典における習近平の演説から「はっきり」感じた中国の本当の危機、米国では物価上昇に加えて雇用まで急回復する中で過去最高値を更新した株式市場とバイデン政権を取り巻く「危うさ」を中心に解説する。

2,今週の「一言加えたい」銘柄    セブン&アイ・ホールディングス編
 
 先週、先々週と東芝を事例に「間違ったコンプライアンス重視の弊害」について解説したが、今週も同じ流れでセブン&アイ・ホールディングス編である。

 セブン&アイ・ホールディングスは6月26日、米国のガソリンスタンド併設型コンビニ「スピードウェイ」の買収が米連邦取引委員会(FTC)の条件付き認可を得たと発表した。

 それを受けて7月1日に2022年2月期の連結業績予想と2026年2月期までの中期経営計画を発表した。2016年に実質創業者の鈴木敏文氏を「コンプライアンスに問題あり」として追放してから5年、業績は鈴木氏の遺産でまだ好調であるが、はっきりと経営の劣化が進む。

 
3,お勧めコーナー

 都議会選挙について書く機会がなかったので、少しでも関係がありそうな「書籍」をご紹介する。

2021年7月4日

最新有料記事サンプル


2021年10月18日配信分
特別特集   円安を止めるべし!

特別特集   円安を止めるべし!

 円安が進んでいるが、このタイミングでの円安進行は日本をますます貧しくするだけの「非常に悪い円安」で、早急に止める必要がある。これまでも何度か書いてきたが、今週はこのポイントに絞って、過去の検証も加えて詳しく書きたい。

 その前に、先週(10月11~15日…


2021年10月18日配信分
お勧め「書籍」コーナー

お勧め「書籍」コーナー

 今週も、中国に関連する「書籍」である。地政学的に中国の脅威に最も晒されている国が日本であるため、中国の知識はいくらでも吸収しておかなければならない。

「米中対立」  佐橋亮・著  中公新書   1034円

 「アメリカの戦略転換と分断される世界」との副題が…


2021年10月18日配信分
今週の「一言加えたい」銘柄     「日本国」編

今週の「一言加えたい」銘柄     「日本国」編

 今週は、言い間違いでも考え違いでもなく「日本国」である。もちろん「日本国」は銘柄ではなく、企業組織でもなく、もちろん株式市場に上場しているわけでもない。

 しかし日本の財政を所管する財務省、主要マスコミ、それにカイル・バス(注)のよ…