The Stray Times(有料版)の予告 第103回目
| 有料版記事予告 | 2021年4月04日 |
The Stray Times(有料版)の予告 第103回目
4月5日(月曜日)の夕方に予定通り更新します。以下、予定内容です。
1,特別特集 「バブル」について徹底的に 後半
先週の「前半」では足元のバブルついてほぼ書き終え、今週の「後半」では過去のバブルとの比較からいろいろ考えると予告しておいた。ところがたった1週間で足元の環境がさらに過熱気味となったものの、肝心のバブルはさらに膨らみそうである。そこで予告をさらに変更して「これからのバブル」についてである。
先週だけでもバイデンが新たに打ち出した200億ドルのインフラ関連投資、長期金利上昇に耐性が出てきた世界の株式市場、金を除いて高騰を続ける資源・商品価格、ドルの上昇(というより円の急落)、アルケゴス・キャピタルの超レバレッジ取引の破綻(これは次項で詳しく書く)、SPACを含めたIPO市場の異常な加熱などが出てきている。
バブルは弾ける直前が最も膨らむため、見ているだけというわけにもいかない。
2,今週の「一言加えたい」銘柄 野村ホールディングス編
先週のハイライトは何と言ってもアルケゴス・キャピタル事件であった。発覚直後に別記事で解説したが、とりあえず局地戦で終わりそうで、株式市場全体には広まらないようである。ただし同様のプライベートファンドは世界に約1万あり、その運用資産は(レバレッジ前で)600兆円もあるらしい。
野村ホールディングスの20億ドルの損失は、株式トレーディング能力や世界中の顧客層がゴールドマン・サックスなどに比べて劣っていたからに尽きる。しかも野村ホールディングスの海外(とくに米国)ビジネスは「損失の歴史」である。
そんな野村ホールディングスを久々に取り上げる。
3,お勧めコーナー
まだ未定です。
2021年4月4日