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速報 安倍首相辞任

| 政治・政策提言 | 日本 | 2020年8月28日 |

 本日(8月28日)夕刻、安倍首相が自ら会見し、健康上の理由から辞任すると発表した。つい先日には再登板した第二次政権以降でも、単独の連続日数で史上最長を更新したばかりだった。

 「唐突」感は否めない。

 辞任会見を見る限り、第一次政権辞任時とは違い、それほど重篤状態には見えなかった。突然の辞任については健康上の理由以外に「何か」あるのでは?と、感じたくもなるが、その辺はとりあえず控える。

 いずれにしても世界の状況は日本の政治空白を許さないため、早急に後継首相を決める必要がある。とくに後継首相の「中国に対する基本姿勢」が、日本だけでなく、世界のバランスから考えても非常に重要となる。

 辞任理由が安部首相本人の健康問題であるなら、本日になって急に辞任を決めたわけではない。つまり後継を巡り「何らかの」準備を進める時間があったことになる。また逆に「後継候補」とされる各氏については、本格準備の時間が全くなかったことになる。

 後継については「その辺」をニュースから読み取ろうとしたが、いまのところ何のヒントも得られない。総裁選の方法やスケジュールについては親中の代表である二階幹事長に一任してしまった。

 報道によると後継首相は両院議員総会で選ばれるようである。両院議員総会では、通常の総裁選に比べて国会議員の比重が大きくなる。そうなると派閥の論理が優先され、水面下で大臣ポストや利権が活発に「取引される」ことにもなる。何よりも後継候補の能力や主義主張や政策や(最も重要と考える)対中国の基本姿勢が軽視される恐れがある。

 二階幹事長が後継首相を指名するわけではないが、より「有利な立場」にいることは確かである。そう考えると「そもそも安倍政権とは親中政権だったのか、反中政権だったのか?」となると、確かに「はっきり」しなかった。

 また各国の反応も出そろっていないが、中国政府からは「対米対立緩和のために安倍首相に期待するところが多かったため残念だ」とのニュアンスが伝えられ、「そうだったのか?」を思ってしまった。

 少なくとも後継首相は親中であってはならない。

2020年8月28日