The Stray Times(有料版)の予告 第33回目
| 有料版記事予告 | 2019年11月30日 |
12月2日の夕方に、予定通り更新します。以下、予定内容です。
1 特別特集 「5Gのサービス開始前から世界の巨大キャリアとメディア企業等の再々編が始まる予感」
世界の巨大キャリアとメディア企業等の勢力図はもうほとんど確定しているはずであるが、ここにきて5Gのサービス開始を控えて「さらに思いもよらない再々編」が始まる予感がする。
11月26日にNTTドコモが自社の比較的大口顧客を対象に、アマゾンプライムの会費を負担するサービスを始めた。これだけだとその将来図や両社の思惑などが分かりにくいが、米国の巨大EC+メディア企業であるアマゾンと日本最大の通信キャリアであるNTTドコモという「日本企業を巻き込んだ最初の協業のはじまり」となる。
これはほんの一例で、米国を中心とした巨大キャリアとメディア企業等が「新たな参入者を含めたさらなる再々編」が始まる予兆がはっきりと感じられる。その辺の現状と近未来図を大胆に予測してみたい。
2 株式市場における今後の「勝ち組」「負け組」 メガバンク編
先週は急遽「バチカン特集」を書いたため、1週飛ばしとなってしまったが、メガバンク編である。メガバンクに限らず地銀も含めた「銀行」が株式市場における「勝ち組」であると信じている読者は少ないと思う。
しかしこれだけ日本の行政の庇護を受け、また優秀な人材や社会的信用を得ているはずのメガバンクなど「銀行」が、どうして株式市場においてはかくも無残な姿になってしまっているのだろうか?
その理由の1つは「あまりにも行政による過保護」が続き、「何事も行政のご機嫌を損なわないよう」気を遣う企業体質にあると感じる。
その辺の歴史的背景も含め、「とくに行政による過保護を受けた結果残った3つ(あるいは5つ)」であるメガバンクについて、いろいろ思うところを書いてみたい
3 お勧め「書籍」「映画」コーナー
今週は「特別特集」にも関係するため「映画」である。
2019年11月30日