円安加速と日銀の国債買入れ増額
4月20日にワシントンでG20財務相・中央銀行総裁会議が行われ、日本からは鈴木財務大臣と黒田日銀総裁が出席した。今回はオンライン参加したシルアノフ財務相らロシア代表団の発言時に米、英、カナダが退席するなどロシア批判一色となり、共同声明も見送られた。
ただ…
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円安加速と日銀の国債買入れ増額
4月20日にワシントンでG20財務相・中央銀行総裁会議が行われ、日本からは鈴木財務大臣と黒田日銀総裁が出席した。今回はオンライン参加したシルアノフ財務相らロシア代表団の発言時に米、英、カナダが退席するなどロシア批判一色となり、共同声明も見送られた。
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指値オペを連発して円安を加速させる日銀
日銀は3月28日午前に10年国債の利回り0.25%での「指値オペ」を通知したが応札はなかった。ところがその後、市場利回りが0.25%まで上昇すると午後に再度通知し、今度は645億円の応札があり全額を買い入れた。1日に2度の「指値オペ」は初めてである。
それを…
なぜここで円安加速となったのか? 過去の為替変動パターンから「その先」を読む
| 中央銀行・金融情勢・提言編 | 日本 | 為替編 | 米国 | ドル(円) | 2022年3月23日 |
なぜここで円安加速となったのか? 過去の為替変動パターンから「その先」を読む
連休明けの3月22日、早朝から円ドルレートは円安に振れ午前10時前には2016年2月以来の1ドル=120円を突破、その後も円安が進み夕方7時過ぎには1ドル=121円一歩手前まで円安となり、翌23日午前4時には1ドル=120.78円となって…
| 中央銀行・金融情勢・提言編 | 日本 | 欧州 | 米国 | 2022年2月16日 |
日本のGDPと物価上昇と金融政策を巡る違和感
2月15日に発表された日本の2021年10~12月期GDPは実質年率換算5.4%増となった。コロナ禍の2020年通年は前年比で実質4.8%のマイナス成長、2021年通年は同1.7%のプラス成長となったが、まだコロナ前の実質GDP規模を回復できない。
米国の2020年は前年比…
| 中央銀行・金融情勢・提言編 | 日本 | 欧州 | 米国 | 2021年12月17日 |
金融政策正常化に踏み切った世界の中央銀行
今週後半(12月15~17日)には主要中央銀行の金融政策決定会合が集中している。全体的に「遅ればせながら」加速する物価上昇に対応してコロナショック以降の超金融緩和政策の正常化に取り掛かかる。足元では再びコロナ(オミクロン株)感染者が急拡大しているが、と…
| 中央銀行・金融情勢・提言編 | 日本 | 米国 | 2021年3月05日 |
本格調整入りしたのか? 世界の株式市場
昨日(3月4日)の日経平均は628円安の28930円(終値、以下同じ)となり、本年高値(30年半ぶりの高値)となった2月16日の30467円から1537円(5.04%)の下落となる。
同日のNYダウも345ドル安の30924ドルとなり、本年高値(史上最高値)となった2月24日の319…
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