米国大統領選は12月14日に選挙人投票が行われ、バイデンが次期大統領に「確定した」と日本でも報道されている。しかしこれは発表されている米国各州の大統領選結果に基づく選挙人投票が「行われたと仮定しただけの」予想にすぎない。
選挙人投票用紙は厳重に封印されてワシントンに送られ、来年1月6日の上下…
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米国大統領選は12月14日に選挙人投票が行われ、バイデンが次期大統領に「確定した」と日本でも報道されている。しかしこれは発表されている米国各州の大統領選結果に基づく選挙人投票が「行われたと仮定しただけの」予想にすぎない。
選挙人投票用紙は厳重に封印されてワシントンに送られ、来年1月6日の上下…
混乱の続く米大統領選挙であるが、法的には12月8日に各州政府(正確には州議会)が「勝者」を認定して選挙人を確定させた段階で、正式に次期大統領が決まる。
バイデンはその前の段階で政権移行チームを発足させ閣僚指名を進めているが、これは法的な手続きとしてはおかしい。明らかなフライングであるが、…
昨日(11月27日)午前に更新した「いよいよ最終決戦に向かう米大統領選」の内容について、事実と反していたところがあったため、今後の展開に重要なところでもあるのでお詫びして訂正させていただく。
言い訳ではなくパウエル弁護士を含むトランプ陣営の法廷闘争については、依然として米国主要メデ…
こう書くと大半の読者は「何をいまさら?」となるはずである。日本で報道される内容だけ見ていると、大統領選に「勝利」したバイデンはすでに米政府の一般調達局(GSA)から政権移行手続き開始を認められ、主要閣僚を任命し着々と政権発足の準備を進めているとなる。
一方でトランプは「いつまでた…
最初にお断りしておくが、本誌は陰謀論者ではなく、興味本位で根拠の薄い噂話を取り上げることもない。いつも公平・客観的であることを最優先と考える。
今回の米大統領選に関しても数多くの記事を書いたが、確かにバイデンは選挙期間中に金銭スキャンダルなどが次々出てもSNSを含む主要マスコミが全く無視し…
現地時間の11月3日に投開票された米大統領選は、その現地時間3日深夜においてはトランプが優勢と言われていた。
ところが日本時間5日早朝になると、突然にバイデン候補が北西部のウィスコンシン州(選挙人10名)とミシガン州(同16名)で勝利したと発表された。大げさではなく夜中に「大量の」バイデン票だ…
米大統領選まで3週間を切ったが、依然としてトランプが対立候補のバイデンに世論調査でリードされている。その大きな理由の1つは、かなり明らかになってきたオバマ政権時の悪事(オバマゲート疑惑)をマスコミが報道も追及もしないからである。
そして世論調査でリードしている大統領候補のバイデンこそ、そ…
トランプ大統領は現地時間の10月1日にコロナ感染が明らかになり、翌2日に米軍医療センターに入院するも、5日夕方には退院してホワイトハウスに戻ってしまった。
トランプ大統領本人は「体調は良好」と強調するも、映像を見る限りはそうでもない。またホワイトハウスの医療スタッフの発表も歯切れが悪い。何…
| テロ・陰謀・超現象編 | 国債・債券市場編 | 官僚組織編 | 政治・政策提言 | その他 | その他 | 世界情勢 | 2020年7月30日 |
日本を含む各国政権や国際機関の中枢には女性が起用されることが多いが、世界を見渡すとびっくりするほどの「猛女」がいるものである。そこで今週は、ちょっと趣向を変えて掲題の2人をご紹介したい。
まず「水責めの女王」とは、米CIA長官のジーナ・ハスペルである。
ハスペルは現在63歳でCIAに35…
| 中央銀行・金融情勢・提言編 | 政治・政策提言 | 株式編 | 米国 | 経済編 | 中国 | 2020年7月10日 |
中国政府が香港国家安全維持法を強行施行してから10日が経過した。7月8日には同法の執行機関である「国家安全維持公署」が香港に開設され、いよいよ中国政府による実質「直接統治」が始まった。
これで2月に交代していた夏宝龍・国務院香港マカオ事務弁公室主任(中国共産党香港・マカオ行政トップ)、駱恵…
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